エンバーミング費用の相場はいくら?エンゼルケアとの違いは?

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エンバーミングやエンゼルケアという言葉、最近ではインターネットやテレビでも耳にするようになってきました。

エンバーミングとエンゼルケアは、どちらも亡くなった人の体をきれいにする死後処置の名称です。

ご遺体をきれいにする作業は、遺体を沐浴させる湯灌(ゆかん)が知られていますが、病院で亡くなることが多くなってきた今、看護師がなどが行うエンゼルケアも一般的になりつつあります。

また、遺体の防腐処理を行うエンバーミング(遺体衛生保全)処置は、2000年頃から普及し始め、2010年には2万人以上の遺体が処置を受けるまでになってきました。

エンバーミングとエンゼルケアは同じ死後処置ですが、遺体の保存期間や目的、処置に対応する機関や費用などの違いがあるのをご存知ですか?

今回はエンバーミングにかかる費用、エンゼルケアの相場、そして両者の違いについてまとめてみました。

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エンバーミング費用とその目的

エンバーミングは「遺体の保存・保全」という大きな目的がありますが、日本では99.9%が火葬なので、遺体の保存だけが目的とはいえません。

エンバーミングを施すことで2週間程度、腐敗の心配なく保存できるので、葬儀をはじめゆとりのあるお別れが可能になります。

エンバーミングの費用は、IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)で基本料金が定められていて、15万円~25万円ほど。

幅が広いのは、遺体の状態によって料金が変わってくるためです。

基本料金が定められているので、どの葬儀社に依頼したとしても、料金に差は感じられないと思います。

エンバーミングの費用は全額自己負担で、一般的な所要時間は3時間~4時間ほどです。

エンゼルケアの費用とその目的

医療機関で行われるエンゼルケアには、感染症予防と遺体をきれいに整えるという、大きく2つの目的があります。

海外では死後処置について、法律でマニュアル化されている国もありますが、日本では正式なものがないので、病院の方針や家族の希望、宗教的な習慣などを考慮して施術が行なわれています。

費用は全額自己負担、最小限の処置で無料のところから、数万円かかる場合まで、それこそ病院によって費用はさまざまです。

エンゼルケアとは
エンゼルケアとは、人が亡くなった後に行う身体の清拭、鼻・口・耳への脱脂綿詰め、着替え、死化粧などの一連の死後ケアのことで、逝去時ケアとも呼ばれます。

現在、日本で行われているエンゼルケアに決まりはなく、病院ごとの方法で行われています。

エンバーミングとエンゼルケアの違いとは

エンバーミングとエンゼルケアには大きな違いがあります。

エンゼルケアの目的は感染症予防と遺体をきれいに整えるというものですが、エンバーミングはさらに衛生保全(遺体を衛生的に保存する)の目的も併せ持っています。

エンバーミングは、専門のエンバーマーによって遺体の殺菌、消毒、防腐処置を行い、遺体の保存期間を伸ばすところが大きな違いなんですね。

また、エンゼルケアは看護師や病院が提携している業者がおこないますが、日本で行われているエンバーミングは、IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)のエンバーマーライセンスを取得した専門の技術者や、医学資格を持った医療従事者が行っています。

エンバーミングは遺体の修復や防腐処置など、より専門性が高くなるので、ライセンスを持った者が携わるということなんですね。

まとめ

エンバーミングにかかる費用、またエンゼルケアとの違いについてまとめてきました。

いかがでしたか?

エンバーミングの特徴は生前の面影が残る処置と防腐期間の長さ。腐敗が進まないので、火葬に併せて葬式を行わなくてもよいというメリットもあります。

海外では一般的に行われているエンバーミングですが、日本ではやっと浸透し始めたところです。すぐに火葬できない時や、事故等で損傷した部分を復元する場合などに行われています。

※IFSA(一般社団法人日本遺体衛生保全協会)の規定で、50日以内に火葬しなければならない決まりとなっています。

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