自分のデリケートゾーン(陰部)の臭いが気になったことはありませんか?
女性の場合、生理中や暑くなる時期は蒸れて強くにおうこともあります。
デリケートゾーンの臭いが気になると、自分の臭いで周りを不快にさせているのではないかと不安になったり、彼とのラブタイムに自信が持てなくなってしまいますよね。
でも、もしかするとそのニオイ【すそわきが】という可能性もあります。
コッソリ気になっているのなら、まずは簡単な【セルフチェック】で診断してみましょう。
なにが原因で臭うのか判れば、対策や予防につなげることができるはずですよ。
簡単すそわきがチェック!
陰部の臭い、誰でも一度は気になったことがあるはずです。
ただ、人と比べることができないので自分は臭いのか普通なのかわからなくて、不安になってしまうんですよね。
すそわきがには傾向があるので、以下のリストを参考に、しっかりとチェック・対策をしていきましょう。
もともとワキガである
基本的に「ワキガ」と「すそわきが」は同じもので、臭いを発する場所が違うだけです。ワキガ「腋臭症(えきしゅうしょう)」は、アポクリン汗腺が多かったり、大きかったりする体質的なものなので、もともとワキガの人は「すそわきが」であるケースがとても多いです。
両親あるいはどちらかが【わきが】である
両親共にわきがの場合、子供は90%以上の確率でわきが体質になる傾向があります。 片親の場合でも遺伝する確率は70%程度。これは匂いの原因であるアポクリン汗腺の数などが遺伝するからです。
両親、祖父母にわきがの人はいますか?
耳垢が湿っている
わきがの原因になるアポクリン腺は耳の中にもあり、脇と同比率に近いことが分っています。そのため、耳垢が湿っている人はアポクリン汗腺の数が多く、分泌も多い⇒わきがの可能性が高くなるということになるのです。
下着(パンツ)に黄色い汗ジミがつく
アポクリン汗腺から出る汗は、タンパク質、アンモニア、脂質や糖質などを含んでいるため、衣類に付着すると黄色いしみになりやすいという特徴があります。エクリン腺から出るサラサラの汗と違って臭いも、粘度も強いんですね。
乳首からもニオイがする
アポクリン腺は脇の下、外陰部、乳輪、外耳道など特定の部分だけに存在します。乳輪付近からの強い臭いはチチガと言われていますが、チチガの人はスソガの確率も高くなります。
陰毛の毛が濃い
陰毛が濃ゆい⇒すそわきが ではありませんが、陰毛が濃ゆいと蒸れやすかったり、陰部にかいた汗が乾きにくいためニオイが強くなりやすいです。

すそわきが以外の陰部の臭い
女性の場合、すそわきがでなくてもデリケートゾーンの臭いが強くなることがあります。
一時的な症状(雑菌の繁殖)
女性は下着やストッキングなどで締め付けることが多いため、陰部は蒸れやすく雑菌が繁殖しやす環境です。
そのため尿やおりもの、トイレットペーパーのカスなどが残っていると雑菌が繁殖しやすく、臭いが発生します。
また生理の前後はおりものが多くなったり、生理中のナプキンは暖かく湿った状態が続くので、これも臭いの原因となります。
病気のこともある
急におりものの量が増えたり、色が変わって臭が強くなるような症状が出た場合は婦人科系の病気の可能性もあります。
カンジダ、トリコモナス膣炎、子宮頸がん、子宮内膜炎、淋病(りんびょう)などの病気が隠れていることもあります。

まとめ
すそわきがのセルフチェック法を解説してきました。
いかがでしたか?
デリケートゾーンの臭いが気になる場合、まずは体を清潔に保つことが一番です。
すべての原因や可能性を排除しても、陰部から臭いがする、という場合はすそわきがを疑って対策や治療を行っていきましょう。
股間周辺からニオイがする「すそわきが」は、できれば他人から指摘される前に、自分で気がついて対策をとっておきたいですよね。