炊飯器のコンセントを使用後に毎回抜く節約術、それって実は損かも

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炊飯器を使った後、
あなたは毎回コンセントを「抜く派」ですか?
それとも「抜かない派」ですか?

我が家では炊飯器のコンセント炊飯ジャー・炊飯器
使った後に毎回抜いてました。

そう、ご飯を炊いたら保温はせずにスイッチオフ、内蓋とお釜を洗ったらコンセントを抜いて、いちいち片付けていました。

ところが炊飯器のコンセントを毎回抜くのはかえって損、炊飯器のコンセントは挿したままの方が得だと知って、正直軽いショックを受けてしまいました。

えぇ~っ (゚д゚)!
節電してるつもりが実は違ってたの?
少しでも電気代を節約してるつもりだったのにぃ。

というわけで、今回は炊飯器を使い終わった後に毎回コンセントを抜くのと抜かないのでは電気代はどのくらい違うのか、そもそも炊飯器の電気代っていくら位なのか、なぜコンセントは挿したままの方が得なのか、また炊飯器の電気代の節約法も含めて、まるっとご紹介していきたいと思います。

炊飯器のコンセント、毎回抜いている方は必見ですよ!

そもそも炊飯器の電気代はいくら位?

毎日使う炊飯器ですが、ご飯を炊く時にどのくらい電気代がかかっているか、また保温時にどのくらいの電気代がかかっているのか、知ってますか?多少気になったことはあっても、ほとんどの方が知らないと思います。

そこで1回当たりの炊飯や保温にかかる電気代を調べてみました。
※炊飯時や保温時の電気使用量は「省エネルギーセンター」の実測値を引用しています。

炊飯器の電気代
まず、1回の炊飯にかかる電気代ですが

資源エネルギー庁のホームページによると
っ炊飯1回当たりの消費電力の平均は約 158Wh
電気料金を26円/kWh で計算すると

炊飯1回
158Wh×26.0/kWh=約4.1円

 

保温時の電気代
では保温時の電気代はどうでしょうか。

1時間当たりの保温時の消費電力は 15.0Wh/h
電気料金を26円/kWh で計算すると

朝7時に1回炊いて夕方まで保温する場合

10時間の保温
16.5Wh/h×10h×26円=約4.29円

 

 

使い終わった炊飯器のコンセントを抜くのは節電になる?

炊飯器を使わない時間にコンセントを抜くのは、電気を消費しないのでもちろん節電にはなります。

それでも炊飯器のコンセントは抜かない方がお得なんです。
炊飯器のコンセントは抜く?
ではなぜコンセントは抜かない方が得なのでしょうか?そして炊飯器の待機電力っていったいどの位なのでしょう?

炊飯器の待機電力はどのくらい?

炊飯器の待機電力は1日0.5円~0.7円で
月額にすると15円~20円程度
そして年間で200円程です。

なぜコンセントを抜かない方が得なの?

それは、内臓電池を使い切ってしまうことでバッテリー交換が必要になるからです。

炊飯器はコンセントを差し込んでいない時でも「時計表示」されているのはご存知ですよね。

この通電していない状態の時計表示(炊飯モード記憶)には、炊飯器に内蔵されているリチウム電池が使われています。

だからコンセントを抜いても時間表示は消えないんですね。

毎回コンセントを抜くとちょっとずつ内部電池が減っていって、約5年ほどでバッテリーが上ってしまいます。(電池が切れると時刻表示が00:00点滅状態になります)

もちろん電池が切れても、炊飯器の機能自体は使えるのですが、「タイマー炊飯」や「炊飯モード」の記憶はリセットされるので、毎回コンセントを差し込むたびに時間やモードをセットしなおさなければなりません。

この電池交換にかかる費用は3200円~3500円ほど。
さらにメーカー扱いの修理になるため、送料もかかってしまいます。

■待機電力と電池交換費用を比較すると…

5年間の待機電力を計算すると
1ヶ月20円✕60ヶ月(5年)=1200円

電池交換にかかる費用は3200円~3500円

電池交換の費用と比較すると、待機電力の方が圧倒的に安上がりなのがわかりますよね。

…なので
炊飯器のコンセントは抜かない方がいい
んです。

※ちなみにタイマー予約炊飯を使わないのであれば、電池が切れても問題ないので毎回コンセントを抜いて、節電に励みましょう。

内臓電池が切れた状態で困ること

・機種によってはタイマー予約ができない
・炊飯モードが毎回初期状態となる
・時刻表示が00:00で点滅する(けっこう気になる)
・修理代金+送料 トータル1週間ほどかかる

炊飯器の電気代の節約法とは

炊飯器の節電は、エアコンや冷蔵庫のように劇的な節約効果は期待できません。が、それでも一つ一つの小さな積み重ねが成果となって数字であらわれると、励みになりますよね!

というわけで炊飯器の節電方法をお伝えしたいと思います。
炊飯ジャーの節電方法は大きく分けて3つあります。

一度にたくさん炊く(炊く回数を減らす)
炊き終わったらすぐに保温を消す
電子レンジを上手に活用する

一度にたくさん炊く(炊く回数を減らす)

資源エネルギー庁のホームページでもわかるように、炊飯器は一度にたくさん炊いても、また少量炊いても、電気の使用量はあまり変わらないという特徴があります。炊飯器を使った後コンセントは抜く?

なので、朝晩2回炊いているのであれば1回で炊き上げると効率的です。

1日回炊いているところを1回にした場合、1ヶ月で約120円の節約になります。

またお米を研ぐ水道代も節約になるので、ダブル効果が期待できます。

炊き終わったらすぐに保温を消す

炊飯時と保温時にかかる電気代がいくらかかるのかを見ると、保温時の消費電力が意外に大きいことに気が付いたと思います。

結論から言うと、節電目的ならまず保温時間を短くすること。

理想は一度に炊く量を増やして炊飯の回数を減らし、保温機能は使わないことです。

炊飯器は炊く量を変えてもほとんど電気代は変わらないので、できる限り一度に多く炊いて、炊飯の回数を減らすとダブルで節電の効果があります。

毎日2回(朝と晩)炊いていたのを1回にすれば、1ヶ月で約150円程の節約になります。

また1日10時間保温している場合、保温をやめれば更にひと月で約150円程の節約になるので、あわせると300円程度電気代に違いがでてきます。

1回当たりの電気代は小さく感じるけれど、ひと月単位、年間で計算すると節約に値する金額ではないでしょうか。

電子レンジを上手に活用する

一度にたくさん炊くと、ご飯が冷たくなってしまうと指摘されそうですが、電子レンジを上手に活用すれば、炊き立てと変わらないおいしさを手軽に味わうことができます。

まとめて炊いて小分けにしたご飯を冷凍して、生活スタイルに合わせて必要な分だけ使っていくという方法です。

レンジで温める際の電気代は0.5円程度、保温に比べてご飯の劣化を防ぐことにもなり、黄色くなったり臭いもなく美味しくいただけますよ。

ちなみに我が家でも1度に2回分のご飯を炊いて、保温機能は使っていません。炊き終わると、ご飯を別の2つの容器「おひつ」にわけて、食べる直前にレンジでチンしてます。

けっこう重宝しているのが朝日系金属の「真空おひつ」。圧力鍋を購入した時に「おまけ」についてきた真空保存できるプラスチック製のおひつです。

こんな感じ

炊飯器のコンセントを抜くなら「おひつ」を使おう1

炊き立てのご飯を入れて専用ポンプで空気を抜いて使います。小ぶりなのでそのまま冷蔵庫にも入れられて、とっても便利!

朝日系金属の「真空おひつ」プラスチック製

調べてみると、オプショングッズとしても販売していました。(けっこういいですよ!)

炊飯器のコンセントを抜く・抜かない まとめ

炊飯器を使い終わった後、毎回コンセントを抜くか抜かないか、どちらがお得かお分かりいただけたでしょうか?

炊飯タイマーを使っているのであれば、内臓電池切れにならないよう、コンセントを抜かない方がお得でしたよね!

タイマー機能を使っていない、また時計の機能は不要であれば、年間200円程の待機電力の節約になるのでいちいちコンセントを抜く方がお得です。

節電目的でコンセントを抜くのなら、保温機能を見直したり、炊飯の回数を減らして多めに炊いてレンジを活用した方が効率的だということもお分かりいただけたと思います。

1回の節電量は小さくても、こまめに意識して見直していくと、年間の電気使用量をかなり見直すことができると思いますよ!

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